糖尿病の患者さんは様々な感染症にかかりやすくなります。
糖尿病で、HbA1cが高くなるほど、感染症のリスクは上昇します。骨・関節感染、肺炎、尿路感染、皮膚感染などさまざまな感染症によって受診あるい入院するリスクが高いことが知られています。さらに、驚くべきことに、HbA1cを7%未満にコントロールしても、糖尿病の人では、投薬治療を要するリスクが、1.2倍、入院治療を要するリスクは、1.7倍となり、糖尿病のない人と同程度まで下がりません。
糖尿病の血糖管理を厳格にしても、感染症のリスクは健常者並みには下げられないかもしれませんが、血糖コントロールを良い状態に保つことが、感染症の予防のために重要です。
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