院長ブログBLOG

2021年02月11日(木)
甲状腺専門医・専門施設に治療を任せてみませんか〜妊娠と甲状腺機能低下症〜

女性に多いといわれる甲状腺機能異常は、不妊症との関係も重要です。

軽い甲状腺機能低下症や潜在性甲状腺機能低下であっても、不妊症や流産に関連があることが 報告されています。また、妊娠初期の潜在性甲状 腺機能低下症と子癇前症や周産期死亡リスク増加との関連性も明らかにされています。妊娠中の甲状腺疾患は、妊娠中の母体の甲状 腺系の変化と胎児の甲状腺機能の発達、甲状腺機能異常が妊娠の転帰や胎児に与える影響、薬物療法への胎児への影響などを理解して管理する必要があります。特に、慢性甲状腺炎、橋本病をもった女性の妊娠前管理、妊娠中および産後管理においては通常以上に甲状腺機能の細やかなコントロールが必要となります。

甲状腺専門医・甲状腺学会認定専門医施設として的確な診断と治療を提供することをお約束します。

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