血糖値のパターンは何型?
糖尿病は、血糖値やHbA1cなど様々な検査によって総合的に判断されます。
空腹時血糖値、ブドウ糖負荷後2時間値の2つの指標から「糖尿病型」「正常型」とその中間の「境界型」とに分類されています。
●糖尿病型●
糖尿病型とは、糖尿病として診断された状態であり、血糖値やHbA1cなどの指標を観察しながら、運動療法と食事療法を行います。これらの療法を2〜3ヶ月継続しても目標の血糖値が達成できない場合には、薬物療法が行われます。
●境界型●
境界型は糖尿病予備軍といわれ、糖尿病を発症する前の段階や改善する過程にある患者さんが含まれています。境界型の患者さんは耐糖能異常の状態にあるので、動脈硬化性疾患があるかどうかを調べます。境界型では、生活習慣の改善、耐糖能異常の経過観察、また必要に応じて高血圧と脂質異常症の治療が行われます。
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