院長ブログBLOG

2022年11月12日(土)
世界糖尿病デー

世界糖尿病デー(11月14日)の由来
1921年に、糖尿病治療に必要なインスリンを発見したフレデリック・バンティング博士(カナダ/1891-1941)の 誕生日にちなんで制定されました。 2006年12月20日、国連総会において糖尿病の脅威に関する決議が採択され、(UN Resolution 61/225/United Nation)世界糖尿病デーは、公式な国連デーとなりました。

世界で6秒に1人の命を奪う糖尿病
・2021年 世界の成人(20-79歳)糖尿病人口は5億3700万人。 2045年には7億8300万人に増加と予測。そのうち、2人に1人は診断されていない状況です。糖尿病の診断の 遅れは合併症発症リスクを高めます。
・世界の19歳以下の1型糖尿病患者数は、120万人となっています。 ・2021年 世界の糖尿病治療と合併症管理にかかる医療費は成人における医療費の9%を占める9,660億USD
(約130兆円)となり、世界経済を圧迫する要因になります。 ・糖尿病がある成人の4人に3人は低・中所得国に住んでいます。

糖尿病は生命を脅かす深刻な病気で、患者とその家族だけでなく、医療制度や国の経済にも大きな打撃を与えています。糖尿病の人が治療を受けられない、または十分なサポートを受けられない場合、心臓病、脳卒中、腎不全、失明、下肢切断など、生命を脅かす深刻な合併症のリスクが高くなります。糖尿病によって問題が引き起こされていることに気付いていない人も多いです。糖尿病の発見と治療の開始が遅れると、必要な治療を受けられず、糖尿病の合併症を発症するリスクが上昇し、死亡リスクも高くなります。しかし、糖尿病を早期に発見し治療を続ければ、深刻な問題の多くを防ぐことができ、少なくとも遅らせることができます。糖尿病を早期に診断し、その合併症を予防することが大切です。(世界糖尿病デー実行委員会記事より一部抜粋)

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