
令和7年11月27日(木)〜29日(土)の3日間、福島県郡山市のホテルハマツにて学術集会が開催されました。
福島県は、2011年3月の東日本大震災に引き続いて発生した原子力発電所事故により、放射性物質が飛散し、低線量放射線被ばくによる健康への影響、特に小児甲状腺癌発症に関する不安と甲状腺への関心が高まってきた地域です。今回はWEBで参加致しました。
専門医教育セミナーを拝聴致しました。妊娠中の甲状腺疾患管理は、母体と胎児の予後に大きく影響するため、適切な甲状腺機能の維持が不可欠である。甲状腺ホルモンは胎児の成長と発達に不可欠であり、特に胎児自身の甲状腺が未成熟な妊娠初期においては、母体由来のホルモンが胎児の脳の発達を支える重要な役割を果たす。そのため、母体の甲状腺機能の異常は、流産や早産、さらには児の神経発達にも影響を及ぼす可能性が指摘されている。妊娠中の甲状腺機能障害の有無は、生理学的および分析的変化を考慮に入れて、測定法および妊娠に特異的な基準範囲を用いて決定する(抄録集から抜粋)。
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