地球温暖化の主な原因とされる温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」実現に向け、名古屋大学は「脱炭素社会創造センター」を4月に新設します。技術の研究開発に加えて、市民生活や経済の変革に向けた方策を検討。住民が無理することなく脱炭素を実現できる社会のあり方や生活様式も考えます。理工系だけでなく、文系の研究者も参加して課題の解決を図ります。(中日新聞より抜粋)
国は2050年までの排出量実質ゼロの実現を目指している。東京大学や京都大学、岐阜大学などでも「脱炭素」に向けた拠点づくりが進められてますが、名古屋大学のような「文理融合」型の取り組みは全国的に珍しいという。
排出量実質ゼロ達成に向けては技術革新だけでなく、ものを大切に長く使ったり、地産地消を進めたりするなど意識の変革も不可欠です。大学内にとどまらず愛知県内の企業や自治体、他大学とも連携予定とのことです。
私たちの生活様式も時代と共に変わっていきます。テレワークを進められる部分は進め、人の移動距離や残業を減らしたり、省エネの方策を、私の出身大学である名古屋大学が進めていることは嬉しいことです。
今年もいろいろな分野で画期的な進歩を期待しています。
