ヒートショックとは急激な温度変化により身体が受ける影響のことで、暖かい居間からまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こします。私たちの体は寒さを感じると体内から熱を逃さないように血管が縮んで血圧が上昇し、逆に温まると血管が広がって血圧が低下します。
脳卒中(脳血管疾患)は要介護・要支援となった主な原因の構成割合として2番目に多い疾患です。(「2019年 国民生活基礎調査」(厚生労働省)より)
脳血管疾患の中でも脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」と、脳の血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」の3つに分類されます。
いずれも「高血圧」が最大の原因です。高血圧は食事・運動、また必要に応じて内服薬にてコントロールすることが可能な疾患です。
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