生活習慣の修正を行っていても、血圧が十分に下がらない場合には、お薬による治療をはじめます。ただし、お薬を服用していても、生活習慣の修正はきちんと続けることが大切です。
健康な血管の壁は、弾力がありしなやかですが、血圧が高い状態が続くと、血管の壁が傷ついて厚くなり、硬くなって弾力が失われます(動脈硬化)。そのままにしておくと動脈硬化が進んで、脳卒中や狭心症、心筋梗塞など重大な病気を起こす […]
糖尿病のインスリン注射を自分で打たずにすむシステムが開発中です。体に貼る血糖測定器とポンプが連携し、血糖値などの情報を人工知能(AI)が解析して最適な量を自動で投与されます。(日本経済新聞から抜粋) 糖尿病でインスリンを […]
インスリン製剤を使用すると体重が増えてしまうことがあります。GLP-1受容体作動薬は食欲を低下させ、体重減少させます。この2つを組み合わせたソリクアという製剤の勉強会が本日ありました。 インスリン強化療法からのステップダ […]
ふくらはぎの筋肉がつることを「こむら返り」といいます。けいれんを伴って突然強い痛みが生じます。 若い人では運動後に休んでいる時や妊娠中にしばしば経験し、お年寄りの2-3人に1人は、眠っている時にこむら返りが起きて睡眠が妨 […]
甲状腺機能低下症と不妊症・流産について 甲状腺機能低下症と不妊については密接な関わりがあります。 不妊治療外来では必ず、採血にて甲状腺のホルモンの値を測定します。 甲状腺機能低下症では、排卵障害を原因とする不妊症になりや […]
・甲状腺機能が高まっている状態での妊娠は危険ですが、治療で甲状腺機能が正常に保たれていてTRAbが低ければ、妊娠・出産することが可能です。 ・医師と良く相談し、妊娠は計画的にしてください。 ・妊娠に気がついたら、できるだ […]
妊娠を希望している方と甲状腺機能とは密接な関わりがあります。 甲状腺機能を正しく管理することにより、妊娠、出産が安全に行えるように管理することが甲状腺専門医の責務と考えています。妊娠希望女性の甲状腺機能管理について解説し […]
内分泌代謝科指導医に認定されました。指導医とは 連続10年以上内分泌学会の会員であること。 内分泌代謝科専門医であること。 内分泌代謝疾患に関する臨床業績(論文・学会発表)を有すること。 を満たし、審査に合格して指導医と […]
睡眠時無呼吸症候群は糖尿病の合併症である網膜症、腎症、神経障害、大血管症(脳梗塞や心筋梗塞など)を悪化させる可能性が指摘されています。 睡眠時無呼吸症候群の患者さんでよくある特徴は ・日中の眠気や家族に指摘されたいびき […]