院長ブログBLOG

2023年01月03日(火)
明けましておめでとうございます⛩

名古屋大発のスタートアップ企業、ヘルスケアシステムズ(名古屋市)は、食後の血糖値の上昇を自宅などで簡単に調べられる検査キットの開発に成功しました。採取した尿を郵送すれば、空腹時の血液検査では気づけなかった高血糖のリスクの有無が分かるといい、糖尿病の予防に役立ちます。(中日新聞より抜粋)

糖尿病の兆候は、健康診断の際、空腹時の血液検査で血糖値やHbA1cの数値で分かります。しかし、空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値が急激に上昇する「血糖値スパイク」は糖尿病のリスクが高いのですが、見つかりにくい側面があります。

開発された検査キットは、血糖値が高くなると尿中に排出される物質「ミオイノシトール」の量を測定することで食後の血糖状態を把握できます。食後から2時間後にとった尿を専用の容器で郵送し、血糖が上昇するリスクを「高い」「やや高い」「低い」の3段階で判定します。健診センターなどで取り扱うことになるそうです(保険診療適応外です)。

糖尿病の方は、食後の血糖測定や24時間持続血糖測定器(CGM)を使用することで食後高血糖のモニタリングは可能です。しかし、糖尿病ではない方や糖尿病予備軍の方、また、妊娠糖尿病の方など自身の食後高血糖を血糖測定などによる痛みを伴う検査ではなく、リスク評価できる方法を、私の出身大学である名古屋大学発の企業が行ったことは嬉しいことです。

今年もいろいろな分野で画期的な進歩を期待しています。

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