看護師の竹尾です。
今日はダニについてのお話です。
屋内に生息するダニは、「屋内塵性ダニ類」と総称され、このうちアレルギーの原因となるのはヒョウヒダニだそうです。
「屋内塵性ダニ類」の中でも、ヒョウヒダニ類のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニというダニが7~9割を占めるそうです。
ヤケヒョウヒダニは、ほぼ1年中見られ、 じゅうたんや家具等に多く発生します。大発生した際、このダニの体や死骸、糞がアレルギー性疾患の原因(アレルゲン)となると言われています。
温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿を好み、ほこりや人のフケ、アカなどを餌とし、フケ・アカ・汗1g中にはなんと、約300匹のダニが生息できるそうです。
人間と身近に生息しているダニ。少し早いですが、梅雨は湿度が上がり増えやすくなります。
生態を知り、お掃除したり、適切に薬品を使用するなどして、環境を整えていきたいですね。