看護師 掛本です。今回は「糖尿病予備群」についてのお話です。
よくテレビや新聞等で取り上げられ耳にされた方も多いと思いますが、どこからが糖尿病で、どこまでが予備群なのでしょうか?
平成28年の「国民健康・栄養調査」では、糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)はいずれも約1,000万人(合わせて約2,000万人)と推計されています。
「糖尿病」かどうかを判断するためには75gの糖分が入ったサイダーを飲み、数回採血をする検査が必要になります。(他に血糖値やHbA1cの値を見て判断する時もあります)
ただ予備群の中の方には働き盛りの方も多く、なかなか受診の時間が取れないといった現状があります。
毎日の生活の中で改善出来る点としては、
①毎日少なくとも6,000歩以上歩くことを目指しましょう😃
いきなり本格的な運動を開始するのは困難な方も多いと思いますが、比較的取り入れやすい歩行をまずは取り入れてみては如何でしょうか?万歩計の使用も効果的です。
②健康診断は忘れずに受けましょう😃
当院でも健康診断や、特定健診も受け付けております。働き盛りの方は時間がない中での受診はなかなか難しいかもしれませんが、是非1年に1回は受ける機会を設けましょう。